変形性膝関節症とウォーキングシューズ。キーになるのは踵です。18.2.24

これは埼玉県さいたま市のインソール作製施設「Plus-R」のブログです。

埼玉県ふじみ野市よりお越しのKさん。

Kさんのお悩みは

「変形性膝関節症」

による膝の痛みです。

 

両足ともに膝の内側が痛み、

普段から通っている整骨院ではマッサージと物理療法をうけつつ

「加齢によるものだから上手に付き合っていかないといけない」

「体重管理をしっかりとしないといけない」

「適度な運動が大事」

「ひどくなると医者と手術の相談をしなければいけない」

と言われているそうです。

 

それはわかっているのだけれど、

もう少しなんとかなりませんか?

といった経緯での来院です。

 

まずは通例通り足の検査計測を入念に。

その時にKさんが普段から履いている靴を見せて頂きました。

 

するとそちらの靴は全体的に作りが華奢で、

私だったら絶対におすすめしない。

そんな靴を履いていました。

 

華奢な靴と膝の痛み。

なんら関係ないように思えますが、

実は関係大アリなんです。

 

靴は一本の木を削って削って…

そして靴になるのではなく

色々な部品を合わせて合わせて…

そして靴になるのです。

 

なぜそうなのかというと、

それぞれの部品に役割があるからです。

 

靴の部品についてはこちらをご覧下さい
靴の解剖。靴って何?

上記サイトでも説明してありますが、

今回の場合特に大事な部品となるのが

「ヒールカウンター」

という踵を安定させる部品です。

 

このヒールカウンター。

今回のケースだけでなく、

私自身、靴の中で一番大事だと思っている部品です。

 

蛇足ですが、Plus-Rフィッティングでは

このヒールカウンターを様々な切り口で

カスタマイズしていきます。

 

そして今回Kさんがお持ちになった靴には

ヒールカウンター自体が存在せず、

踵はフニャフニャ。

 

人間の体って物理的に踵に乗っているんです。

だけどその踵を安定させ守る部品が存在しないから

靴を履いて踵がグラグラ。

そうすると踵の上にある関節の膝もグラグラ。

ということで膝痛の出来上がり。

というストーリーができあがります。

 

だからそうならないように踵がしっかりした靴を履くのが

と~っても大事なんです。

 

ということで今回はこちらの靴を紹介させて頂きました。

変形性膝関節症とウォーキングシューズ。キーになるのは踵です。

 

MIZUNO社製のLD40という靴なのですが

このウォーキングシューズは

ヒールカウンターがとってもしっかりしています。

 

幅が広めなのですが、Kさんの足幅にはちょうどよかったので

こちらの靴に対して

インソールの作製と靴の補正を行う

Plus-Rフィッティング

を行いました。

 

Plus-Rフィッティングを行なってほぼ2ヶ月経った頃には

「膝の痛みがだいぶ良くなって

最近は整骨院にも行かなくて済むようになったから楽になったし

歩くのが楽しくなってきて体重も落ちてきたの」

と喜んでいただけた。

 

毎日履く靴はいろんな部品の集合体でそれぞれ大事な役割があります。

その時その場合、どの部品が大事なのかという靴の専門家目線が

Plus-Rにはあるんです。

 

Plus-R 代表 市塚

埼玉県さいたま市のオーダーメイドインソール作製/
カイロプラティック・整体・骨盤矯正:Plus-R
足と靴の情報サイト『いい足どっとcom

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Plus-R
オーダーメイドインソール作製・市販靴の加工
カイロプラティック・整体・骨盤矯正
コーチング・コミュニケーションセミナー
住所:埼玉県さいたま市西区宝来2224-1
電話:048-671-1515
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※疾患名等は医師の診断によるものです。また、当施設ではそれらに対して治療するものではありません。

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