足関節捻挫後遺症。靴紐の通し方でも変わります。16.7.5
この記事は埼玉県さいたま市のインソール作製施設「Plus-R」のブログを
転載したものです。
え?
どの靴も紐の通し方同じにしているんですか?
え??
右と左で紐の通し方変えていないんですか??
と言われても、いまいちピンとこない方がほとんどだと思います。
埼玉県上尾市よりお越しのKさん。
全国レベルの陸上競技者です。
Kさんの足をお預かりするようになってもう4年ほど。
この4年間で実に15足のインソールを作製させて頂きました。
初めて来院された目的が
「足首の痛み」
をなんとかしたいとのことでした。
お話を伺うと中学1年生の時に転倒し、
その時に足関節捻挫を受傷し、
以来足首の痛みに悩まされ、整形外科でも
「足関節捻挫による後遺症」
と診断され、
「捻挫が癖になっている」
ともいわれたそうです。
しかしPlus-Rにてインソールの作製と靴の補正を行ったあとは
足首の痛みに悩まされることもなく、
ベストタイムも更新し続けることができています。
ということでやっと本題。
ここで登場するインソールですが、
やはりインソールを作製し、それを靴の中に入れると
「物理的な重さ」
が増します。
もちろんインソールを入れると物理的には重くなるけれど
体感的には今までよりもかなり軽く感じる。
とおっしゃってくださる方もとても多いです。
しかしやはり、物理的には重くなる。
これは事実です。
そこでやはり考えてあげたいのが、
「できるだけ重さを増やさない」
ということ。
これが走る靴であったらなおのことです。
そこでキーとなってくるのが
「靴紐の通し方」
これ一つで歩行や走行が明らかに変わります。
そしてその紐の通し方は
左右で違って然りですし、
靴の種類によって違って然りです。
KさんとPlus-Rにとって16足目となる靴はこちらでした。
写真はまだ紐の通し方を変える前のものですが、
やはり紐の通し方を変えると
歩行と走行が大きく変わります。
それは履いているKさん自身も実感できるほどのものです。
できるだけシンプルに、できるだけ使用環境に寄り添って。
そしてその上で大きな威力を!
これがPlus-Rブランドです。
このブログの読者の中には私と同業の方もかなりいらして
実際にインソールを作っている
治療家・理学療法士・義肢装具士・靴関連の方から
よく感想や質問を頂きます。
今回のブログの内容は、実際にその足とその靴がなくては
なかなか説明できないものですし、
その足でも靴が変わればまた違うアプローチが変わるものなので
それを説明するために文字に起こしてくれと言われると
なかなか難しいものがあるのですが、
紐の通し方を変える。
左右でも変える。
靴によっても変える。
そうすると歩行が変わる。
こういったことがみなさんのヒントとなり、
少しでも足と靴に悩みを持っている方が
皆さんの手によって救われたらいいな。
そんな気持ちで今回のブログを書き上げました。
【お知らせ】
2016.5.17 多くの方に支えられ、お陰様で当院も開業10周年を迎えることができました。
ありがとうございます!
日々アップデートしつつ、皆様に寄り添えるよう頑張っていきますので
これからもよろしくお願い致します。
開業当初と比べ現在はインソールの業務、
心理学をベースとしたコーチングの仕事と合わせてかなり増え、
「身体・足・靴・心」と人を総合的にみるようになりました。
そこで開業10周年を契機に「Plus-R」として活動していくこととなりました。
こちらもよろしくお願い致します。
詳しくはいい足どっとcom運営、Plus-R概要をご覧ください。
Plus-R 代表 市塚
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Plus-R
オーダーメイドインソール作製・市販靴の加工
カイロプラティック・整体・骨盤矯正
コーチング・コミュニケーションセミナー
住所:埼玉県さいたま市西区宝来2224-1
電話:048-671-1515
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※疾患名等は医師の診断によるものです。また、当施設ではそれらに対して治療するものではありません