メーカーによってサイズが違う・・・
そういった感覚、多くの方が感じたことがあると思います。
ここでは靴に記載してある数値による靴のサイズに惑わされることなく、より足にフィットした靴を探すことができるようになる、ひとつの方法を説明したいと思います。
靴は同じメーカーでもサイズが違うことがある
例えばこちらをご覧ください。
アシックス社製のランニングシューズです。
品番はTJX695とTJR265です。サイズを見てみるとTJX695には25.5cm、TJR265には26.5cmと記載されています。
靴は0.5cmが1サイズなので、ようするに大きさが2サイズ違う事になります。
この二つのランニングシューズに入っている中敷き(インソール)は
TJX695がオレンジ色、TJR265が青色です。
この二足の靴に入っている中敷き靴から取り出し、2種類の中敷きを重ねてみると
見てわかるようにちょうど同じ大きさ(長さ)です。
メーカーが同じアシックス社製で、使用目的も「走る」という同じ目的で、さらに2サイズ違う靴なのに同じ大きさ(長さ)。こういったことがあるんです。
靴によるサイズの違いがどうして起こるのか?
これには様々な要因があります。
例えば靴は「木型」という、靴のベースとなる型があり、その木型が違うと、「捨て寸」のあるなし、もしくは「捨て寸」の長短というのが生まれます。
「捨て寸」とは何かというと、靴にかかとを合わせて、その時につま先部分に出来るゆとりのことです。
上記の写真だと赤い矢印の部分が捨て寸となります。
数字に惑わされず、どのように靴を選べばいいのか?
それは「捨て寸」がどのくらいあるのかというのを見て判断します。
中敷きが外れる靴であれば中敷きを靴から取り出し地面に置き、前述のとおり中敷きのかかと部分に足のかかとを合わせ、
自分の足で一番長いゆび(親ゆびor人差しゆび)から中敷きの先端まで
大人・・・8mm~1.3cm
子ども・・・6mm~1cmほど
余る靴がちょうど良いサイズとなります。
ぜひ靴選びの参考にして下さいね!