浮きゆびってなに?
浮きゆびとは足のゆびが浮いてしまい、ゆびが地面に接していないもののことを言います。
厳密に言うと浮きゆびという変形は存在せず、足の指の変形にはハンマートゥやマレットトゥなど多くのものが存在しますが、それらが原因で足のゆびが地面に着かなくなってしまったもののことをここでは浮きゆびと呼びます。
浮きゆびの画像例
下の画像が浮きゆびです。
※わざとやっているのではなく、力を抜いた状態です。
下の画像はフットルックという計測機器を使った画像です。
通常だとすべての足の指を検知します |
浮きゆびになると足のゆびを検知できません |
なんで浮きゆびになっちゃうんだろう?
これもまた生活環境・履いている靴の構造・受傷起点・スポーツをやっているのなら競技特性などと原因は多岐にわたりますが、大きな靴を履いて浮きゆびになるケースが非常に多くみられます。
大きな靴を履くとなんで浮きゆびになるの?
大きな靴を履いていると、靴の中で足が前後左右に暴れやすくなります。その時に足の爪先が靴のつま先に繰り返し当たることによって少しずつ浮いてきてしまいます。
足が前後左右に暴れると |
ゆびが浮いてきてしまいます |
ではどうすればいいの?
テーピングやなどが有用な場合もありますが、根本的な原因が解決されない限り、それらはその場しのぎのものにしかなりえません。
まずは専門家に詳しく足の計測をしてもらい、自分の足の適正サイズを知ることが大切です。
そして、しっかりと合ったサイズの靴を履き、浮きゆびを解消する(=ゆびが地面にしっかりつく)加工が施されたインソールなどが有用となることが多いです。