2014.5.13　「魔法のインソール」

埼玉県上尾市よりお越しのTくん。

足の親ゆびの付け根が痛く、

病院に行ったら種子骨障害と診断され、

初めて当院に来院されたのは去年の夏でした。

当時小学校6年生だったTくんはサッカーをやっており、

インソールを入れたらすぐに痛みがなくなり、

お母さんとともに大変喜んでいただけたのをよく覚えています。

そしてこの春、Tくんは中学生になり、

上履きとランニングシューズとスパイクにインソールを入れてほしいと、

先日来院してくださいました。

そして靴を受け取った私の中で「？」が浮かんできました。

スパイクといってもサッカーのスパイクではなく、

陸上のスパイクだったからです。

Tくんに「サッカー部じゃなくて陸上部にしたの？」

と聞いてみたところ

「インソールを入れたら足が痛くなくなって

更に走るのも速くなったから、走るのが楽しくて！」

との返答が！

さらにお母さんが

「息子と二人で魔法のインソールだね！と言ってたんです」

なんてことも言ってくださいました☆

 

ただこれ、ちょっと違うんです。

私がしたことはマイナスの状態をゼロに戻しただけで、

インソールを入れてプラスになったわけではありません。

だから走るのが速くなったのはTくんの潜在能力です！

私はちょっとだけ、背中を押しただけ♪

それでも、あんな喜びの声を頂けると、

嬉しくなっちゃいますね～♪♪♪

 

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※疾患名等は医師の診断によるものです。また、当施設ではそれらに対して治療するものではありません